メニュー

商品ジャンル

一覧

COVID-19関連業務の保健所職員7割に不眠症状<東北大学災害科学国際研究所>

東北大学災害科学国際研究所の臼倉瞳助教らの研究グループは5月20日、保健所職員‧関係者のメンタルヘルス等に関する調査結果を発表した。昨年9~11月、宮城県の9保健所でCOVID-19関連の相談等を行った職員にアンケート調査を実施した結果、分析対象者23人のうち、不眠症状が69.6%、心理的苦痛が56.5%、心的外傷後ストレス反応が45.5%に見られたという。また、電話相談対応に従事するなかで辛かった点‧困難に感じた点について自由記述で尋ねたところ、「相談者への対応の難しさ」「PCR検査の要否や紹介先の判断の難しさ」、「有事対応に伴う過重な業務体制」の大きく3つに分類できることがわかった。この結果について同研究所では、保健所職員のストレスケアの重要性とともに、一般の方の相談マナーの再考の必要性が示唆される、としている。

プレスリリース