医療ニュース
COVID-19診療の手引き、最終版を公表 <厚労省>
厚生労働省は4月23日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第10.1版」を公表した。今回が最後の改訂となる。2020年3月の第1版の公表以来、今回を含め22回の改訂を重ねたが、編集委員一同からは、「医療機関にも社会全体にもCOVID-19という新興感 ... 続きを読む
オンライン診療等の事例集、最新版を公表<厚労省>
厚生労働省はこのほど「オンライン診療とその他の遠隔医療に関する事例集」(令和6年4月版)を作成、4月19日付の事務連絡で、都道府県等に周知した。事例集は、地域特性や診療科が異なる15件(診療所10件、病院5件)を紹介。それぞれ導入の経緯やプロセス、課題 ... 続きを読む
受動喫煙による肺がん遺伝子変異、予後悪化<国がん・東京医科歯科大>
国立がん研究センター研究所と東京医科歯科大学は4月16日、受動喫煙は能動喫煙とは異なるタイプの遺伝子変異を誘発すること、その変異は、初期の腫瘍細胞の悪性化を促すことで発がんに寄与することを明らかにしたと発表した。共同研究チームは、国がん中央病院で手 ... 続きを読む
私立保育園の遺伝子検査あっせんに「驚き」<武見厚労相>
東京都内の2つの私立保育園が、各種疾患の発症リスク、運動や勉強の才能、性格などがわかるとして、子どもに遺伝子検査を受けさせるよう呼びかけ、保護者3割が応じていたことが判明した。この件について武見厚労相は、4月16日の閣議後記者会見で言及。ゲノム情報の ... 続きを読む
アルツハイマー病の病理学的変化を予測<東京都健康長寿医療センター>
東京都健康長寿医療センターは4月15日、アルツハイマー病による病理学的変化を、高精度に予測できるバイオマーカーの開発につながる研究成果を公表した。研究チームは、脳脊髄液アルツハイマー病バイオマーカー検査を過去に行い、その後病理解剖を行った127例を対 ... 続きを読む
正常高値血圧で、脳・心血管疾患発症リスクが2倍に<横浜市立大>
横浜市立大学は4月11日、「少し高い血圧でも脳・心血管疾患のリスクは2倍になる」とする、就労世代を対象とした大規模調査の結果を公表した。医学部の桑原恵介准教授らの研究グループは、関東・東海地方に本社のある10数社による多施設共同研究に参加した、高血圧 ... 続きを読む
診療所の診療報酬単価、地域別設定に否定的見解<武見厚労相>
武見厚労相は4月19日の閣議後記者会見で、財政審が診療所の1点当たり単価を地域別に設定する案を示したことについて否定的な見解を示した。武見大臣は、「診療所の不足地域の患者の自己負担が、過剰地域の患者に比べて高くなるような対応は、患者の理解を得られる ... 続きを読む
新型コロナワクチン、心筋炎・心膜炎の既往への注意喚起<厚生労働省>
厚生労働省は4月15日の事務連絡で、新型コロナワクチンの接種に伴い副反応を疑う症状が生じた者への対応について再周知した。事務連絡では、ワクチン接種に際し、新型コロナウイルス関連の心筋炎・心膜炎の既往を有する者に対しては、接種適否の判断を慎重に行うこ ... 続きを読む
怒りは紙に書いて捨てる<名古屋大>
名古屋大学は4月4日、同大学院情報学研究科の研究グループが新たに発見した、「怒りを抑制する方法」を公表した。研究グループは、実験参加者に文書を書かせ、それに低い評価を与えることで怒りを生じさせた。その後、怒りを感じたときの状況を客観的に紙に書かせ ... 続きを読む
保険制度別の後発品使用割合、医師国保は低調
厚生労働省は4月12日、2023年9月診療分について、保険者別の後発医薬品の使用割合(数量シェア)を公表した。医師国保組合について見ると、沖縄県医師国保が80.6%でトップ。以下、群馬県78.6%、岩手県77.1%、佐賀県75.8%などが続く。一方、低かったのは高知県5 ... 続きを読む