医療ニュース
ケアプランデータ連携システム、来春一部機能を停止<厚生労働省>
厚生労働省は12月19日付の事務連絡で、「ケアプランデータ連携システム」を来春、機器更改のため一部機能を停止することを関係団体や自治体に周知した。4月25日(金)21時~30日(水)5時まで、新規利用申請・ライセンス更新・データ送受信が利用不可となる。4月25 ... 続きを読む
来年度薬価改定の方針固まる<政府>
12月20日、林官房長官、福岡厚生労働大臣、加藤財務大臣の三者は、2025年度薬価改定の内容について、品目ごとの性格に応じて対象範囲を設定することで合意した。具体的には、平均乖離率5.2%を基準として、新薬創出等加算の対象品目と後発医薬品はその1.0倍、新薬 ... 続きを読む
不妊治療と仕事の両立をめざす労働者向けガイドブックを作成<厚生労働省>
厚生労働省は12月6日、労働者の不妊治療と仕事の両立を支援するガイドブックを公表した。全4頁で、両立支援策を行っている企業とその社員の事例、人工授精・体外授精などの基本治療はすべて保険適用であること、体外授精・顕微授精には年齢・回数の制限があること ... 続きを読む
改正大麻取締法が施行、医療での利用が可能に<政府>
大麻草の医療における適切な利用と、不正使用への罰則強化を図る改正大麻取締法が12月12日、施行された。今回の施行により、医薬品医療機器等法の承認を受けた大麻草から製造された医薬品を使うことが可能となった。その一方で大麻は「麻薬」として位置付けられ、 ... 続きを読む
大腸がんの対策型検診、引き続き便潜血検査免疫法を推奨<国がん・ガイドライン>
国立がん研究センターは11月27日、「有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン」2024年度版を公開、大腸がんの対策型検診として、「便潜血検査免疫法」を引き続き推奨グレードAとし、全大腸内視鏡検査はCとした。05年度版公開以降の国内外の研究を分析した結果 ... 続きを読む
健診目的の受診で疾患を発見、そのまま治療開始では初診料算定は不可<厚生労働省>
厚生労働省は、「健診目的の受診で疾患が発見され、治療を開始した場合、初診料は算定できないこと」を12月6日に発出された2024年度診療報酬改定の疑義解釈で明示した。ただし、健診で疾患が発見された患者が、疾患を発見した保険医以外の保険医(当該疾患を発見し ... 続きを読む
子どもが気をつけてもらいたい病気の動画を公開<日本医師会>
日本医師会では、この冬から春にかけて子どもたちに気をつけてもらいたい病気に関する動画を、12月6日から日医公式YouTubeチャンネルに掲載している。「小児科医かまやち先生に聞く~この冬に子ども達が気をつけたい病気シリーズ」として、小児科医である釜萢敏副 ... 続きを読む
iPS細胞による網膜再生医療実用化に向けCFを実施中<神戸アイセンター>
神戸アイセンター(神戸市立神戸アイセンター病院、公益社団法人NEXT VISION、株式会社ビジョンケア)では、iPS 細胞による網膜再生医療の実用化に向けて、様々な網膜変性の患者を対象とした次世代の移植治療法の研究を推進するためのクラウドファンディング(CF) ... 続きを読む
医師時短計画作成GLを一部改正<厚生労働省>
厚生労働省は11月28日、医師労働時間短縮計画作成ガイドラインを一部改正したと、関係団体に通知した。今回の改正で、毎年の計画見直しのための評価は「年度暫定評価」と「年度最終評価」の2回に分けて実施することとなった。年度暫定評価は、年度の後半に実施し、 ... 続きを読む
産科診療所の4割以上が経常赤字<日医総研>
日本医師会総合政策研究機構は12月5日、日本産婦人科学会会員のいうち分娩を実施している診療所を対象に実施したアンケート調査の結果を公表した。それによると、医療法人191施設の2023年度の医業利益率は前年度より1.0ポイント減の2.0%、経常利益率は0.4ポイント ... 続きを読む