医療ニュース
2022年度労災請求/支給件数とも医療・福祉がトップ<厚生労働省>
2022年度、精神障害による労災請求件数と支給決定(認定)件数が、いずれも過去最高となったことが、10月13日、厚労省が公表した過労死等防止対策白書で明らかになった。白書によると、2022年度、業務における強い心理的負荷による精神障害を発病したとする労災請 ... 続きを読む
「介護職、月6,000円賃上げ」発言で補足説明<武見厚労相>
武見厚労相は、総合経済対策に盛り込まれる介護職員の賃上げについて、「月6,000円程度(の賃上げ幅)が妥当」と発言したが、翌20日の記者会見で、「金額の是非を申し上げたつもりはない」と述べた。武見氏はその理由として、「今年度の春闘における全産業平均の賃 ... 続きを読む
マイナ保険証普及支援、総合経済対策に盛り込む可能性<武見厚労相>
武見厚生労働相は10月19日、マイナ保険証の普及に向け、医療機関向けの支援を検討中であることを明らかにした。井上眼科クリニック(東京都千代田区)でマイナ保険証の活用事例を視察した後の記者会見で、政府がとりまとめている総合経済対策に、医療機関に対する ... 続きを読む
ノンアル飲料の提供で飲酒量が減少することを世界で初めて実証<筑波大>
筑波大学は10月5日、ノンアルコール飲料の提供により飲酒量が有意に減少することを、世界で初めて見出したと発表した。研究グループは、参加者123人を介入群と対照群に分け、介入群にノンアルコール飲料を12週間提供した。その結果、飲酒量の低減は、対照群と比較 ... 続きを読む
かかりつけ医機能促進に向け、検討会が初会合<厚生労働省>
厚生労働省は10月13日、「国民・患者に対するかかりつけ医機能をはじめとする医療情報の提供等に関する検討会」の初会合を開催した。医療機能情報提供やかかりつけ医機能報告制度、医療に関する広告等の国民・患者に対する医療情報の提供等に向けての議論が本格化 ... 続きを読む
高い人件費率や物件費など都の実態に合わせた介護報酬改定を要望<東京都>
東京都は10月10日、国に対し介護報酬改定等に関する緊急提言を行った。最低賃金の引上げに伴う介護から他業界への人材流失のおそれが高まっていることなどを踏まえ、次の5点を提言した。▽人件費割合や物件費・土地建物の取得費等の実態の把握・分析を適切に行った ... 続きを読む
不適切なウェブ広告事例の解説書、第3版を公表<厚生労働省>
厚生労働省は10月6日、「医療広告規制におけるウェブサイトの事例解説書」の第3版を公表した。医療機関のウェブサイトやSNSは、一定の要件を満たせば、医療法で限定されている事項以外も広告できる。厚労省ではそのガイドラインも示しているが、不適切な広告が後を ... 続きを読む
今シーズンのインフルエンザQ&Aを公表<厚生労働省>
厚生労働省と国立感染症研究所感染症疫学センター、日本医師会感染症危機管理対策室は、毎年インフルエンザの流行シーズンに寄せられる質問項目の中で、頻度の高いものを整理し、これらをQ&Aにまとめている。今シーズンのQ&Aが10月13日、厚労省の「今シーズンのイ ... 続きを読む
鎮咳薬・痰切り薬の供給改善に向け「あらゆる手立て」を検討 <武見厚労相>
武見敬三厚生労働大臣は10月10日の閣議後記者会見で、医薬品の供給不足について言及した。毎年引き下げが行われている薬価改定で、後発医薬品が薬価全体の調整弁となり、下落しやすい構造となっていることについて問われた武見氏は、医薬品の安定供給確保や後発品 ... 続きを読む
脳由来神経栄養因子の低下がNASH発症に関与 <金沢工業大ほか>
金沢工業大学は10月3日、脳における脳由来神経栄養因子BDNFの発現低下が、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)発症に関与することを解明したと発表した。同大、および徳島大、香川大、産業技術総合研究所からなる研究チームは、BDNF発現低下マウスにおいて肝臓組織の病理 ... 続きを読む