医療ニュース
大規模災害時のHOT患者支援体制運用マニュアル公表 <宮城県>
宮城県は、在宅酸素療養患者に酸素を供給する支援体制を整備しマニュアルを作成、9月30日に公表した。マニュアルは東日本大震災で長期間、酸素の供給が絶たれた登米圏域を対象としたもの。 → 大規模災害時の在宅酸素療法(HOT)患者支援体制運用マニュアル(宮城県) 続きを読む
禁煙オンライン診療 対面診療に劣らない効果を確認 <(一財)CureApp Institute>
禁煙外来におけるオンライン診療群は、対面診療群と同程度の治療成績を上げることが確認できた――。10月6日の日本遠隔医療学会で、こんな試験結果が発表された。発表者はオンライン診療の研究などを行う一般財団法人CuerApp Institite。禁煙治療開始後9~12週目まで ... 続きを読む
病院が「床ずれケア対策アプリ」を開発 <兵庫・大植病院>
朝来市の大植病院(兵庫県朝来市)の中村洪一医師はこのほど、在宅の寝たきり患者の床ずれ対策に寄与するスマートフォンアプリ「床ずれ診断くん」を開発した。家族など介護者が皮膚病変を撮影。LINEで送信すると、AIが「今すぐ加療」「医師に相談」に分類。緊急度 ... 続きを読む
自主回収の人工乳房 代替品が薬事承認 <厚労省>
乳房再建術等に使用するブレスト・インプラントの自主回収により、国内流通が停止していた問題(10月3日既報)で、厚労省は10月8日、代替となる製品を承認した。 承認された製品(販売名)は、「ナトレル133ティッシュ・エキスパンダー」「ナトレル ブレスト・イン ... 続きを読む
海外渡航者のためのワクチンガイドラインが改定 <日本渡航医学会>
日本渡航医学会は先ごろ、『海外渡航者のためのワクチンガイドライン/ガイダンス2019』を刊行した。9年ぶりの改訂となる。「ガイドライン編」「ガイダンス編」の2部構成となったのが特徴で、ガイドライン編では、6つのCQについて、エビデンスレベルと推奨グレード ... 続きを読む
がん治療と仕事の両立、37%が可能と回答 <内閣府・世論調査>
内閣府は9月27日、がん対策・たばこ対策に関する世論調査結果を発表した。治療や検査で2週間に1回程度通院しながら、仕事を両立できる環境にあるかを聞いたところ「そう思う」「どちらかといえばそう思う」との回答が37%で、前回調査(2016年)より9ポイント増えた ... 続きを読む
6歳未満男児に脳死判定 心臓移植を実施
9月24日、日本臓器移植ネットワークは、6歳未満男児が臓器移植法に基づき脳死判定されたと発表した。家族が臓器移植を承諾し、東京女子医大で10歳未満の女児に心臓が移植された。6歳未満の脳死判定は14例目という。 続きを読む
音を体で感じる「オンテナ」販売中 <富士通>
富士通は、音を体で感じるユーザーインターフェイス『Ontenna(オンテナ)』を、8月1日からオンラインで販売している。オンテナは、周囲で発せられる音を256段階の振動と光の強さに変換・伝達することで、装着者は、音のリズムやパターン、大きさを知覚できるよう ... 続きを読む
AI問診プロダクト 大規模病院で試験導入・共同研究開始 <Ubie株式会社>
9月24日、Ubie株式会社は、問診に特化したAIプロダクトを大規模病院6施設に試験導入し、共同研究を実施すると発表した。現役医師が開発し、患者はタッチパネルで問診に答えることで、待ち時間短縮や医療従事者の事務作業等の負担を減らすのが狙い。すでに100件の導 ... 続きを読む
「販売情報提供活動に関するガイドライン」が本格適用 <厚労省>
10月1日、厚労省が昨年策定した「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」の本格適用が始まった。「売上至上主義の撤廃」の観点から、医師への情報提供について、製薬会社MRはおろか、今まで規制がなかった医薬品卸MSにも縛りがつくことになった。た ... 続きを読む