医療ニュース
レセプトデータ分析結果を発表 <全国健康保険協会>
全国健康保険協会は9月12日、レセプトから医療費の傾向を分析した結果を発表した。主に地域差に着目したもので、急性上気道炎受診者に対する抗菌薬の使用割合は、最大の奈良支部(48.9%)と最少の福井支部(26.6%)で20ポイントの差が見られた。時間外受診は、四 ... 続きを読む
AIによる精神疾患判別、実用化を目指す<東京医科歯科大>
東京医科歯科大学大学院の高橋英彦教授は、「AIによる精神疾患診断支援技術を5年後以降に実用化したい」と、9月4日の記者会見で派表した。fMRI(functional MRI)で、疾患ごとの脳の神経活動を反映した血流パターンを明らかにし、診断に生かすという。 続きを読む
DPC準備病院を募集中 <厚生労働省>
厚生労働省は9月30日まで、2020年度診療報酬改定時から新たにDPC準備病院になることを希望する病院の募集を行っている。DPCの算定は、準備病院の基準を2年間満たした上で、認められる。 >令和2年度診療報酬改定時におけるDPC準備病院の募集について(厚労省) 続きを読む
在宅酸素療法の患者 胆振東部地震で避難したのは2割 <札幌市アンケート>
昨年9月の北海道胆振東部地震で、在宅酸素療法を受けている患者で避難行動をとったのは2割に過ぎなかったことが、札幌市が1300人の患者を対象に行ったアンケートでわかった。避難先での電源確保への懸念、ブラックアウトによるエレベーターの停止などが、主な理由 ... 続きを読む
近視進行抑制メガネ型医療機器の開発に着手<ジンズホールディングス/坪田ラボ>
株式会社ジンズホールディングスは先ごろ、近視進行抑制メガネ型医療機器の開発に着手したと発表した。慶應義塾大学医学部発ベンチャーである、株式会社坪田ラボとの共同プロジェクト。近視抑制効果があるとされる、ブルーライトより波長の短いバイオレットライト ... 続きを読む
半数以上の勤務医が「時間外労働規制を守れない」と回答 <メドピア調査>
医師専用コミュニティサイトを運営するメドピア株式会社は先ごろ、会員医師3,000人を対象とした、医師の時間外労働に関するアンケート調査結果を発表。10年前に比べ、時間外労働は減ったとする回答が52%に達したものの、2024年からの時間外労働の規制については、 ... 続きを読む
生活習慣病重症化予防に取り組む自治体は1,180市町村に <日本健康会議>
かかりつけ医などと連携し、生活習慣病の重症化予防に取り組む地方自治体が1,180市町村に達した。日本健康会議が8月23日、2020年度までの活動計画の進捗状況を発表した中で明らかになった。 続きを読む
20年度診療報酬改定で 生活習慣病薬へのフォーミュラリ導入を提言 <健保連>
健康保険組合連合会は8月23日、「次期診療報酬改定に向けた政策提言(政策立案に資するレセプト分析に関する調査研究結果Ⅳ)」を公表した。提言では生活習慣病薬へのフォーミュラリ導入にも言及。降圧薬、DPP-4阻害薬などの第一選択薬を後発品にすることなどにより ... 続きを読む
受動喫煙防止対策に取り組む事業所が増加 <厚労省・労働安全衛生調査>
厚生労働省が8月21日に発表した「平成30年 労働安全衛生調査(実態調査)」によると、受動喫煙防止対策に取り組んでいる事業所の割合は、前年比3.1ポイント増の88.5%だったことがわかった。産業別でもっとも高かったのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の98.5%。 ... 続きを読む
ストレスチェック実施率、わずかに低下<厚労省・労働安全衛生調査>
厚労省「平成30年労働安全衛生調査」では、メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合が、前年比0.8ポイント増の59.2%となったこともわかった。 一方、ストレスチェックを実施した事業所の割合は、前年から1.4ポイント減の62.9%となった。集団分析を実施 ... 続きを読む