医療ニュース
アプリによる介護職員の腰痛予防プロジェクト始動 <全国老人福祉施設協議会>
全国老人福祉施設協議会は先ごろ、介護職員の腰痛予防に向けたウェブアプリケーションの実証協力への公募を始めました。腰痛の慢性化リスクやタイプがわかり、担当セラピストによるチャットサポートも受けられます。神戸大学、株式会社バックテックとの共同プロジ ... 続きを読む
がんの3年・5年生存率を発表 <国立がん研究センター>
>国立がん研究センターは8月8日、2009年から2010年にがんと診断された患者の5年・3年生存率を発表しました。5年生存率66.1%で、昨年の前回調査から0.3ポイント上昇。部位別では前立腺(98.6%)、乳房(92.5%)などが高く、膵臓(9.6%)、肝臓(40.0%)などが低 ... 続きを読む
ACP県民会議設立 <岩手県医師会ほか>
岩手県の県医師会など医療福祉関係30団体は8月7日、ACPに関する県民会議を設立しました。議長に岩手医大緩和医療学科の木村特任教授を選出。今後、ACP説明資料作成や、医療従事者養成のあり方を検討する予定。 続きを読む
「新型たばこ」健康への悪影響を指摘 <WHO・世界保健機関>
世界保健機関(WHO)は7月26日、「世界のたばこ流行 2019」を発表しました。たばこの流行を「最大の公衆衛生上の脅威」と位置づけた報告書は、「新型たばこ」(電子たばこ、加熱式たばこ)も健康に悪影響を及ぼす可能性を指摘。公共の場での使用を規制すべきとして ... 続きを読む
がん患者情報3,400件、メール誤送信で漏洩 <横浜市大病院>
横浜市大病院は8月5日、泌尿器科の医師が、ぼうこうがん患者の個人情報3,400件分を、あて先不明のメールアドレスに誤送信したと発表しました。臨床研究の中で起こったもので、個人名ではなく匿名で管理すること、データのやりとりはUSBメモリを使用する、などの規 ... 続きを読む
東京五輪の感染症対策が決定 <政府・関係省庁連絡会議>
政府の関係省庁連絡会議は8月1日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けた感染症対策を決定しました。国内で流行している風疹、はしかについては、大会で多くの人と接する公務員は、ワクチン接種などを通じて「確実に免疫を持っている人」に限定。エボラ出血熱な ... 続きを読む
糖尿病診療、合併症の検査で都道府県に格差 <国立国際医療研究センター調査>
8月1日、国立国際医療研究センターは、2015年のレセプトデータ等を用いた糖尿病診療の質指標測定結果を発表しました。血糖コントロール検査(HbA1c)はほぼ全数で実施していますが、腎症検査(尿アルブミンまたは蛋白)は19.4%。都道府県別では、最高31.6%、最低1 ... 続きを読む
「高血圧ゼロのまち」モデルタウン公募へ <日本高血圧学会>
日本高血圧学会は「高血圧ゼロのまち」のモデルタウンの公募を実施しています。4300万人と推計される日本の高血圧患者を10年間で700万人減らすという「日本高血圧学会みらい医療計画」の一環として行うものです。自治体主導で全住民または特定の対象者に対し、血圧 ... 続きを読む
生活保護世帯の子ども アレルギー、歯の病気が一般世帯の10倍 <東大調査>
生活保護需給世帯では、アレルギーや歯の病気がある子どもの割合が、一般世帯の10倍以上に上ることが、近藤尚己・東大准教授らによる調査研究でわかりました。 ぜん息に罹患している子どもの割合は、年齢、性別により異なるものの20~30%に上り、一般世帯の子 ... 続きを読む
タスクシフティング――四病協が5分野について言及
四病院団体協議会は7月26日、厚労省が開いた医師のタスクシフティングに関するヒアリングにおいて、病院医師の業務移管について以下の5分野に言及しました。 ・医師等との協働による薬剤師業務の拡大 ・医師の包括的指示による看護師業務の拡大 ・臨床工学技師 ... 続きを読む