医療ニュース
シリンジポンプ流量設定時の単位間違え注意喚起<日本医療機能評価機構>
日本医療機能評価機構は8月16日、「医療安全情報 No.201」を公表。シリンジポンプのμg/kg/minやmg/kg/hなどの単位の選択を間違え、意図しない流量で薬剤を投与した事例が、2017年1月1日~2023年6月30日の間に8件報告さ報告されているとして、注意喚起した。同機構 ... 続きを読む
マイナ保険証、693医療機関で負担割合の誤表示<保団連>
全国保険医団体連合会は8月23日、マイナ保険証・オンライン資格確認のトラブル調査の結果を公表した。7月7日から8月8日までに33都道府県・5,055医療機関から回答が寄せられ、うち、32都道府県290市区町村693医療機関で、保険証券面と異なる負担割合が表示されたこ ... 続きを読む
医師の働き方について「的確な時間管理」を<加藤厚労相>
加藤勝信厚生労働相は8月25日の閣議後会見で、医師の働き方について「的確な労働時間管理を行うことが重要だ」と指摘した。甲南医療センター(神戸市)で長時間労働していた男性医師が昨年5月に自殺した問題で、「自己研さんが都合よく使われかねないのではないか ... 続きを読む
7月末の限定出荷・供給停止品目は、全体の22.4%<日薬連>
日本製薬団体連合会(日薬連)は8月20日、2023年7月時点の「医薬品供給状況にかかる調査」結果を公表した。それによると「限定出荷」「供給停止」の品目は全体の22.4%(前月調査22.3%)、後発品では32.4%(同32.5%)だった。いずれも前月調査と大きな変化は見 ... 続きを読む
病床機能報告の改正案で意見募集<厚生労働省>
厚生労働省は現在、病床機能報告の報告・公表内容の改正案を提示し、9月7日まで意見の募集を行っている。たとえば、入院患者に提供する医療の内容としては、「人工心肺を用いた手術の実施件数」「内視鏡手術用支援機器を用いる手術の実施件数」を追加するほか、「 ... 続きを読む
COVID-19診療の手引き、第10.0版を公表<厚生労働省>
厚生労働省は8月21日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第10.0版」を公表した。今回の改訂ポイントを以下のとおり。重症化リスク因子・小児例の特徴・妊婦例の特徴を更新/マネジメントの記載を「重症度別」の記載から、「外来診療」「入院 ... 続きを読む
「出産費用の見える化」サイトの表示イメージ案公開<厚生労働省>
厚生労働省は8月23日、「出産費用の見える化」について、実際のウェブサイトの表示イメージの案を公開、意見公募を開始した。意見は9月3日まで受け付ける。あわせて、出産費用の見える化は、社会保障審議会医療保険部会の「議論の整理」でとりまとめられ、2024年度 ... 続きを読む
第6次薬物乱用防止5カ年戦略を公表<厚生労働省>
厚生労働省は8月8日、関係閣僚で構成される薬物乱用対策推進会議で策定された「第6次薬物乱用防止五か年戦略」を公表した。2018年8月に決定した第5次戦略から強化・新設した主な重要項目は、「大麻乱用期への総合的な対策の強化」「再乱用防止対策における関係機 ... 続きを読む
子宮頸がん検診「30歳以上・5年ごとのHPV検査でも可」を提案<厚生労働省>
厚生労働省は8月9日に開催された「がん検診のあり方に関する検討会」で、子宮頸がん検診について、一定の体制が整った市町村においては「30~60歳の女性を対象に、5年ごとのHPV検査単独法」へ切り替えることも可とすることを提案した。現在、子宮頸がん検診は、「2 ... 続きを読む
がんによる経済的損失、国内で年間2兆8,600億円<国立がん研究センター>
国立がん研究センターは8月2日、日本人におけるがんによる経済的損失などに関する研究結果を公開した。同センターの研究グループは、日本人における最新の人口寄与割合(PAF)のデータを用い、がんそのものによる経済的負担と予防可能なリスク要因に起因するがんの ... 続きを読む