医療ニュース
持続可能な社会の実現のため「減塩」を推進<厚労省検討会>
厚生労働省の「自然に健康になれる持続可能な食環境づくりの推進に向けた検討会」(座長:武見ゆかり/女子栄養大学大学院)は6月30日、報告書を発表した。報告書は、活力ある持続可能な社会の実現のため、今後の食環境づくりで改善・解消すべき課題として、①食塩 ... 続きを読む
高齢者施設での新型コロナ、クラスター発生時の対応動画<厚生労働省>
厚生労働省は7月2日付の事務連絡で、高齢者施設において新型コロナウイルス感染症が発生した際の対応として、平時からの備えを改めて徹底するよう、各都道府県に周知した。そのなかでは、厚労省が3月に実施したウェブセミナー「高齢者施設等における感染やクラスタ ... 続きを読む
バス事業者初、フレイル予防サポーター誕生<神姫バス>
兵庫県姫路市の神姫バス株式会社は6月25日、同社の社員14名が、「フレイル予防サポーター」に認定されたと発表した。認定したのは、公益社団法人地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター。同センターの監修 ・協力により、フレイル予防に関する全7 回完 ... 続きを読む
フレイル発見には特定健診に加え筋力、筋量の測定が必要 <神戸大学>
6月28日、神戸大学大学院医学研究科健康創造推進学分野・田守義和特命教授らの研究グループは、65歳の神戸市民1,768人の特定健診および下腿周囲径や握力のデータを解析した結果を公表した。その結果、約3%にサルコペニアの疑いがあり、特定健診のデータに異常が無 ... 続きを読む
「官民連携病院」の試み進む <米沢市立病院/三友堂病院>
老朽化による建て替えを予定している山形県の米沢市立病院で、全国初となる「官民連携病院」への試みが進んでいる。同じ敷地内に、市内の一般財団法人「三友堂病院」を移し両病院を新築、2023年秋の開院をめざす。完成後は市立病院(263床)が急性期医療を、三友堂 ... 続きを読む
「在宅医療・管制塔センター」を開設<医療法人社団ゆみの>
東京と大阪に在宅クリニックと訪問看護ステーションを展開する医療法人社団ゆみのは7月1日、東京都渋谷区に、都内全域の訪問診療患者を遠隔支援する「ゆみの在宅医療・管制塔センター」を新設したと発表した。センターでは、自宅などで療養する患者を、看護師を中 ... 続きを読む
平成30年度の病院立入調査結果を公表 医師の適合率は97% <厚生労働省>
厚生労働省は7月5日、平成30年度 医療法第25条に基づく病院に対する立入検査結果を公表した。同年度、立入検査は8,321病院中7,803病院に実施され、実施率は93.8%で、前年度より0.2ポイント上昇した。医療法に基づく標準数に対する医療従事者数の適合率については ... 続きを読む
COVID-19診療の手引きを改訂<厚生労働省>
厚生労働省は7月5日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第5.1版」を公表した。今回の改訂では、デルタ株への記述を拡充したほか、重症度マーカーとしてTARCに関する記述を追加。酸素投与を必要とする重症化に至る患者では、発症初期から重症 ... 続きを読む
秘密計算技術を活用した病院経営分析に関する共同研究実施<名大病院>
名古屋大学医学部附属病院と株式会社Acompanyは7月1日、「秘密計算」技術を活用した病院経営分析に関する共同研究契約書を締結したことを明らかにした。秘密計算とは、秘匿化した情報に対してそのまま計算処理を行うことが可能な技術のこと。名大病院は、愛知県「 ... 続きを読む
在宅透析装置開発スタートアップ資金調達<(株)Physiologas Technologies>
7月1日、株式会社Physiologas Technologiesは、1.4億円のシードラウンド資金調達を完了したと発表した。同社は小久保謙一・北里大学医療衛生学部准教授の研究成果を基に設立された、同大発のスタートアップ。今回調達した資金は、在宅治療に特化した小型透析装置の ... 続きを読む