医療ニュース
食物アレルギー配慮 レシピブックを無償配付 <食品メーカー4社>
オタフクソース、永谷園、日本ハム、ハウス食品の4社で構成する「プロジェクトA」はこのほど、昨年発表した協同開発レシピ5テーマ計39点を1冊にまとめた「食物アレルギー配慮 レシピブック」を制作。2月3日から、患者団体等に無償配付を開始した。アレルギーの日 ... 続きを読む
皮膚潰瘍の治療材開発 <京都大学・三洋化成工業>
京都大学と三洋化成工業の共同グループは1月21日、慢性創傷の新規治療材料を開発したと発表した。37度でゲル化するという人工タンパク質「シルクエラスチン」の特性を利用したもので、傷口に直接貼付すると細菌感染を助長せず、創傷治癒を促進、貼り替える必要がな ... 続きを読む
皮膚真菌症診療ガイドライン 10年ぶり改訂 <日本皮膚科学会>
日本皮膚科学会は昨年12月、「皮膚真菌症診療ガイドライン」を10年ぶりに改訂した。今回の改訂では治療についてのCQ(clinical question)が設定され、各質問に対するエビデンスレベルと推奨度が示された。2009年の初版では専門家の意見が述べられるに留まり、エビ ... 続きを読む
がん患者向けホテル開業 <宅都ホールディングス>
宅都ホールディングスは「世界がんデー」の2月4日、大阪市内にがん患者向けの“メディカルサポートホテル”を開業した。近隣の大阪国際がんセンターの連携宿泊施設として初めて認定を受けた同ホテルは、患者やその家族のQOLの向上を目指すとし、看護師による相談窓口 ... 続きを読む
超早期認知症オンライン研究 登録者数3000人超え <東京大学など>
東京大学のグループは、早期認知症の研究への参加者をオンライン上で募集するプロジェクトにおいて、登録者数が1月末までに3,000人を超えたことを明らかにした。同研究は、応募者の中から軽度認知障害(プロドローマル期)よりも前段階のプレクリニカル期の可能性が ... 続きを読む
「超高齢化社会におけるかかりつけ医のための適正処方の手引き」<日医>
日本医師会の「超高齢化社会におけるかかりつけ医のための適正処方の手引き」に「脂質異常症」の項が新たに作成されたことについて、常任理事の江澤和彦氏は1月29日の記者会見で、その内容を説明した。 江澤氏は高齢者の脂質異常症の特徴として「成人に比べ動脈硬 ... 続きを読む
医師の副業・兼業について日医のスタンスを示す <日医・松本常任理事>
日本医師会常任理事の松本吉郎氏は1月29日の記者会見で、昨年12月に実施された「医師の副業・兼業と地域医療に関する日本医師会緊急調査」の概要を説明。医療機関と都道府県医師会のいずれも6割以上が、副業・兼業の労働時間への通算に反対していることを明らかに ... 続きを読む
電子たばこの有害性 WHOが報告書を発表 <WHO>
WHOは1月21日、電子たばこが使用者だけでなく、蒸気にさらされる第三者にも害を及ぼすとの報告書を発表した。電子たばこはメーカーや一部医学関係者などがハームリダクションの観点から推奨してきたが、WHOは「電子たばこの使用や暴露の長期的影響について明確な答 ... 続きを読む
2018年度の病院の経営状況 療養型で赤字病院割合が増加 <福祉医療機構>
福祉医療機構(WAM)は1月21日、2018年度の病院の経営状況の分析結果を公表した。医業収益率は一般病院で1.8% (前年度比0.6%増)、療養型病院で5.2%(前年度比0.5%増)、精神科病院で2.8%(前年度比0.9%増)となり、いずれの病院類型においても上昇した。赤字病院 ... 続きを読む
MCI早期発見に向け、パナソニックホームズと国循が共同研究を開始
パナソニックホームズは1月21日、国立循環器病研究センターと共同で軽度認知障害(MCI)の早期発見に関する医学的エビデンスに基づいたモデルケースの構築を目指す研究を開始すると発表した。研究では、パナソニックホームズが展開する複数の高齢者向け住宅を使用 ... 続きを読む