医療ニュース
人生会議、医師の認知度は5割以下<厚生労働省>
厚生労働省は6月2日に開催された社会保障審議会医療部会で、ACP(人生会議)に関する意識調査の結果を公表した。調査は、無作為抽出された一般国民と専門職(医師、看護師、介護支援専門員)を対象に、昨年11月から今年1月にかけて実施された。調査結果から人生会 ... 続きを読む
乳児期の唾液接触が学齢期のアレルギー発症リスクを低下させる<和歌山県立医大>
和歌山県立医科大学は5月24日、同大および兵庫県立医大、獨協医大、高槻赤十字病院との共同研究により、「乳児期の唾液接触と学齢期のアレルギー発症リスク低下との関連性」をアジアで初めて明らかにしたと発表した。研究チームは2016~17年、石川県と栃木県の小・ ... 続きを読む
4月末の地域連携薬局は3,716軒、専門医療機関連携薬局は146軒<厚生労働省>
厚生労働省は先ごろ、4月30日時点の地域連携薬局は3,716軒、専門医療機関連携薬局は146軒であることを明らかにした。都道府県別にみると、地域連携薬局が多いのは、東京都647軒、神奈川県346軒、大阪府262軒、埼玉県226軒、北海道188軒。少ないのは、沖縄県6軒、佐 ... 続きを読む
GLP-1受容体作動薬トルリシティ、在庫消尽発生の見込み<日本イーライリリー>
日本イーライリリーは先ごろ、GLP-1 受容体作動薬「トルリシティ皮下注 0.75mgアテオス」について、今後の安定した製品供給に支障が出る見通しであることを明らかにした。すでに3月6日から限定出荷を実施しているが、その後も重要が増大、在庫消尽が発生する見込み ... 続きを読む
2022年度、非稼働病棟の病床数は3万1,835床<厚生労働省>
2022年度、病棟単位(有床診は施設単位)で休棟と報告されている病床数は3万1,835床だったことが、厚労省が5月25日に開催された医療計画等に関する検討会・ワーキンググループに提出した資料で明らかになった。許可病床数に占める割合が最大だったのは大分県の6% ... 続きを読む
石けん類の使用頻度がアトピー性皮膚炎や食アレ発症に関係<富山大>
富山大学は5月12日、同大附属病院小児科の研究グループが行った入浴時の石けん類使用頻度とアレルギー疾患の発症の関連についての調査結果を公表した。研究グループは、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の参加者74,349名を対象に、母親への ... 続きを読む
2021年度、特定健診実施率は56.5% <厚生労働省>
2021年度の特定健康診査の対象者数は約5,380万人、受診者数は約3,039万人であり、実施率は前年度比3.1ポイント増の56.5%だったことが、厚生労働省が5月10日に公表した2021年度分の「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」でわかった。特定保健指導の実施率は前 ... 続きを読む
新型コロナへの対応を自治体担当者と専門家が総括、記録誌を公開<日本公衆衛生協会>
新型コロナウイルス感染症への対応について、各都道府県衛生担当部局、保健所、地方衛生研究所などの担当者、政府分科会の専門家が振り返った記録が、日本公衆衛生協会のウェブサイトで公開されている。執筆者は約90人に上り、資料を含め500頁以上のボリュームとな ... 続きを読む
レムデシビルの心機能への副作用、その発症機序を解明<東北大、九州大など>
COVID-19治療薬のレムデシビルは、洞性徐脈や低血圧、QT時間延長など心機能への副作用をもたらすが、発症機序は明らかではなかった。この発症機序について東北大学は5月16日、同大と九州大などによる共同研究チームが明らかにしたと発表した。研究チームは、レムデ ... 続きを読む
国備蓄のアイソレーションガウンと手袋を売却<厚生労働省>
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部物資班は、国が備蓄しているアイソレーションガウンと非滅菌手袋の一般競争入札を実施することを、5月17日付の事務連絡で示した。これら2種の備蓄品の入札は4月に続き2回目。応札期限は6月1日。開札、落札者(買受人) ... 続きを読む