医療ニュース
9割以上の医療機関「電気料金、昨年より上がった」<保団連>
全国保険医団体連合会は4月14日、「電力料金等の高騰に関する医療機関緊急調査」の結果を公表した。今年3月に同会員医療機関に調査票を発送、今回は第一次集約分4,267件の回答をまとめた。 電気料金が前年同時期に比べ「上がった」との回答は95.5%だった。そのう ... 続きを読む
新卒看護職員の離職率、初めて10%超える<日本看護協会>
日本看護協会は3月31日、「2022年 病院看護実態調査」の結果を公表した。それによると、2021年度の看護職の離職率は、正規雇用看護職員11.6%(対前年度比1.0ポイント)、新卒採用者10.3%(同2.0ポイント増)、既卒採用者16.8%(同1.9ポイント増)と、いずれも前 ... 続きを読む
オンライン資格確認、9月末までに導入完了の見通し<加藤厚労相>
加藤厚労相は4月4日、閣議後の記者会見で、9月末までに、オンライン資格確認システム導入が原則義務化となっている医療機関、薬局のほぼすべてで、導入可能との見方を示した。3月26日時点で、義務化対象施設の64.5%に導入し運用が開始されているという。なお、本 ... 続きを読む
第8次医療計画の作成指針を都道府県に発出<厚生労働省>
厚生労働省医政局は3月31日付で、第8次医療計画の作成指針を都道府県に発出した。指針は計画策定に当たり、「医療従事者の確保」と「効果的・効率的な医療提供」をこれまで以上に重視する、医療圏について、「入院医療を適切に完結できる」ものとなっているかとい ... 続きを読む
新たな抗菌剤の研究開発に向け促進策を開始<厚生労働省>
厚生労働省は3月29日に開催された有識者による検討会で、新たな抗菌薬の研究開発を促すための、製薬企業に対する支援策について説明した。日本における抗菌薬の承認数は、1990-1999年には27品目あったが、2010年-2019年には11品目にまで減少している。抗菌剤には、 ... 続きを読む
電子版お薬手帳ガイドラインを公表 <厚生労働省>
厚生労働省は3月31日、電子版お薬手帳の運営事業者が対応すべき事項や、電子版お薬手帳を提供する薬局・医療機関における留意事項をまとめたガイドラインを公表した。オンライン資格確認の普及、電子処方箋の運用開始、マイナポータルによる閲覧範囲の拡大などを踏 ... 続きを読む
選定療養の見直しに向け、意見を募集<厚生労働省>
厚生労働省は4月4日、選定療養として新規導入すべき事例や現行の選定療養の見直しに関する意見の募集を始めた。今月28日までメールで受け付ける。患者が公的保険に上乗せして保険外サービスを受けた場合、基礎的部分の保険給付と上乗せ部分の費用徴収の併用(混合 ... 続きを読む
勤務医の時間外労働、把握している病院は6割 <メディカル・データ・ビジョン>
メディカル・データ・ビジョン株式会社は3月29日、病院関係者を対象とした医師の働き方改革に関するアンケート調査の結果を公表した。アンケートは3月にWEBで実施、108人から回答を得た。勤務医の病院外での派遣先での労働やバイトを含めた時間外労働を把握してい ... 続きを読む
全都道府県で病院薬剤師が不足 <厚生労働省>
病院薬剤師は、現在の需要に対する偏在指数が、充足を示す「1」に対し0.80、薬局薬剤師は1.08であることが、厚労省が3月29日に公表した資料でわかった。病院薬剤師では偏在指数が1を超えた都道府県はなく、全都道府県で不足の状況にあることも明らかになった。指数 ... 続きを読む
処方せんの使用期間の周知を要請<厚生労働省>
厚生労働省は3月24日、都道府県などに対し、処方せんの使用期間に関する事務連絡を発出した。近年、総務省行政相談センターに、処方せんの使用期間に関する行政相談が寄せられていることを受けたもので、事務連絡は、医療機関・薬局等で患者に対する周知活動を行う ... 続きを読む