医療ニュース
緊急避妊薬のスイッチOTC化でパブコメ募集、1/31まで<厚生労働省>
厚生労働省は現在、緊急避妊薬(レボノルゲストレル)のスイッチOTC化に関するパブリックコメントを、1月31日まで募集している。この件について議論している厚労省の有識者会議では、「リプロダクティブ・ヘルス・ライツ(性と生殖に関する健康と権利)、女性の自 ... 続きを読む
特定健診に係る市区町村への負担金、過大と指摘 <会計検査院>
会計検査院は昨年12月20日、国が市区町村へ交付した国保・特定健診に係る負担金が過大だったとする検査結果を公表した。2019・2020両年度に228市区町村に交付された負担金、計109億7,565万円を検査したところ、54市区町村で、負担金の対象とならない「みなし受診者 ... 続きを読む
重症アレルギー発症につながる新たな遺伝子変異発見<国立成育医療研究センター>
国立成育医療研究センターは昨年12月20日、同センターの研究グループが、重症アトピー性皮膚炎を含む複数のアレルギー疾患、好酸球性消化管疾患、高IgE血症、好酸球増多症を伴う患者においてSTAT6遺伝子変異を発見したこと、また、この変異がSTAT6を異常に活性化さ ... 続きを読む
透析導入の原疾患、糖尿病性腎症減少 腎硬化症増加<新潟大>
日本透析医学会の調査では、近年、日本の人工透析導入の原疾患として、糖尿病性腎症が減少、腎硬化症が増加傾向にあるとの結果が示されているが、高齢化の影響も否定できなかった。そこで新潟大学大学院医歯学総合研究科臓器連関学講座の若杉三奈子特任准教授らの ... 続きを読む
宿日直許可、8割の医療機関が取得済み・取得予定<エムステージ>
株式会社エムステージは昨年12月19日、宿日直許可に関する医療機関と医師に対するアンケート調査の結果を公表した。調査は昨年11月にウェブ上で実施され、286医療機関と359人の医師から回答を得た。それによると、宿日直許可については、78.2%の医療機関が取得済 ... 続きを読む
インフルエンザ診断補助の「新医療機器」販売開始<アイリス株式会社>
アイリス株式会社は昨年12月23日、医療機関向けに、AI搭載の咽頭内視鏡システムnodoca(ノドカ)の販売を始めた。咽頭の画像と問診情報をAI解析し、感染症に特徴的な所見等を検出することで、インフルエンザの診断補助に用いることができる。nodocaは、製造販売承 ... 続きを読む
かかりつけ医機能を持つ医療機関の情報の公開を提案<厚生労働省>
厚生労働省は昨年12月23日、社会保障審議会医療部会専門部会において、「かかりつけ医」の役割を医療法に明記することや、医療機関の持つかかりつけ医機能をインターネットで情報公開する方針を示し、了承された。厚労省は、医療法施行規則にある「身近な地域にお ... 続きを読む
電子処方箋の運用開始は、来年1月26日<厚生労働省>
厚生労働省は12月21日、これまで「来年(2023年)1月」と説明してきた電子処方箋の運用開始日を、2023年1月26日とする方針を明らかにした。システム導入済みの医療機関・薬局では、この日から電子処方箋が利用可能となり、複数の医療機関や薬局で直近に処方・調剤 ... 続きを読む
年末年始のサイバー攻撃リスク注意喚起<内閣サイバーセキュリティセンター>
内閣官房内閣サイバーセキュリティセンターは12月20日、年末年始の長期休暇中にサイバー攻撃被害のリスクが高まるとして、経産省・総務省・警察庁と連名で注意喚起を行った。注意喚起では、政府機関・企業へのDDos攻撃で業務継続に影響のある事案が発生したこと、 ... 続きを読む
オンライン診療と訪問看護「デジタル往診」を福島市で検証<ファストドクター>
ファストドクター株式会社は12月12日、都心部のオンライン診療と、地方の訪問看護を組み合わせたモデル事業の検証を福島市で開始したと発表した。看護師はタブレット端末と医療機器を持参し患者宅を訪問。医師は、現場の看護師にテレビ電話を用いてリアルタイムに ... 続きを読む