医療ニュース
NASHに対するデジタル療法の効果を、世界で初めて確認<東京大>
東京大学は1月24日、同医学部附属病院を中心とする研究グループが、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に対する治療用アプリを用いたデジタル療法の多施設臨床試験で、その効果を世界で初めて示したと発表した。使用したのは、株式会社CureAppと共同開発したNASH治療 ... 続きを読む
コロナ禍による、がん検査数の一時的な減少をビッグデータで確認<千葉大など>
千葉大学は1月25日、がん診断のために行う検査の数が、COVID-19のパンデミック直後に一時的に減少したことを初めて確認したと発表した。医学部附属病院、大学院医学研究院、ちば県民保健予防財団の共同研究チームは、厚労省から、NDB(National Database)のうち20 ... 続きを読む
薬学部6年制課程、3大学で退学率4割超<文部科学省>
文部科学省は1月23日、2022年度の薬学部6年制課程における退学状況などを公表した。調査は21年度に続き2回目で、今回の調査対象は、国立14校、公立5校、私立60校の計79校だった。それによると、退学率がもっとも高かったのは千葉科学大学(42.2%)で、以下、日本 ... 続きを読む
新型コロナ患者の即応病床・要請断った事例調査<厚生労働省>
厚生労働省は1月23日、都道府県の衛生主管部(局)に対し、新型コロナウイルス感染症に係る病床確保料を支給されている医療機関について、即応病床の運用に必要な看護師数等が確保されていないことを理由に入院受入要請を断っている事例がないか調査すること、ま ... 続きを読む
ゾコーバ投与後の妊娠判明症例を受けて注意喚起<厚生労働省>
厚生労働省は、妊婦禁忌の新型コロナ治療薬ゾコーバ錠について、投与後に妊娠が判明した症例があったとして、1月20日付で都道府県などに対し事務連絡を発出、医療機関への注意喚起を求めた。製造販売業者である塩野義製薬の市販直後調査期間によると、該当する症例 ... 続きを読む
ストレスがエピゲノムを介して老化を制御する仕組みを解明<慶應大>
慶應義塾大学は1月20日、同大医学部の早野元詞特任講師と米ハーバード大との共同研究グループが、DNA 損傷によって誘導されるエピゲノムの変動が後天的に老化を制御する仕組みを明らかにしたと発表した。研究グループは、新しい老化のモデル動物である ICE(for In ... 続きを読む
昨年末時点の地域連携薬局数、前年の2倍に <厚生労働省>
厚生労働省は先ごろ、2022年12月31日時点の認定薬局数を公表した。地域連携薬局は3,433軒で、前年末の1,509軒から倍増した。都道府県別で見ると、多いほうは東京都(623軒)、神奈川県(310軒)、大阪府(253軒)、埼玉県(212軒)、千葉県(166軒)の順、少ないほ ... 続きを読む
医師対象、梅毒緊急セミナーをオンラインで公開中<日本性感染症学会>
梅毒の発生報告数が急増、22年10月下旬時点で1万例を超えるなか、日本性感染症学会は、医師等を対象とした梅毒に関する緊急セミナー「梅毒を知る~梅毒の急増を止めるために~」の講演動画をオンラインで公開している。内容は「梅毒の病態」「梅毒報告数の状況」「 ... 続きを読む
解熱鎮痛剤(錠剤)の小児向け加工を評価<厚生労働省>
小児に対する解熱鎮痛剤の処方に当たり、錠剤を飲みやすくするため、細粒やドライシロップなどに加工する取り組みについて厚生労働省は、診療報酬・調剤報酬の加算で評価する考えを、2022年度診療報酬改定の疑義解釈(1月13日付)で示した。入院中の患者に対し、錠 ... 続きを読む
アセトアミノフェン添付文書、副作用「薬剤性過敏症症候群」追記<厚生労働省>
厚生労働省は1月17日、医療用アセトアミノフェン含有製剤(経口剤、坐剤、注射剤)の添付文書に、重要な副作用として「薬剤性過敏症症候群」を追記するよう、日本製薬団体連合に指示した。この措置は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のデータベースに集積された薬 ... 続きを読む