医療ニュース
新型コロナワクチン接種後のアナフィラキシー疑いで「情報収集中」<加藤厚労相>
愛知県愛西市の新型コロナワクチン集団接種会場で11月5日、40代女性が接種後に急変し搬送先で死亡、遺族から「アナフィラキシーを発症していたのに、適切な対応がなされなかった」と指摘されている。この事案について加藤厚労相は11日、閣議後の記者会見で言及。厚 ... 続きを読む
新型コロナ、季節性インフル同時流行に備えリーフを作成<厚生労働省>
厚生労働省はこのほど、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時期の流行に備え、国民に対し、感染状況に応じた具体的な協力を呼び掛けるリーフレットを作成した。リーフレットは、(1)この冬は、ワクチン接種・新型コロナ抗原定性検査キット・解熱鎮 ... 続きを読む
乳がん再発の恐怖をスマホアプリで軽減<名古屋市立大など>
11月3日、スマートフォンアプリにより乳がん患者が抱える再発への恐怖感を軽減できたとする臨床研究結果を、名古屋市立大や京都大などのチームが発表した。研究では、スマホで実施可能な認知行動療法アプリとして、問題解決法アプリ「解決アプリ」と行動活性化療法 ... 続きを読む
自社開発の電子お薬手帳とマイナポータルとの連携を開始<日本調剤>
日本調剤は11月1日、自社開発した電子お薬手帳「お薬手帳プラス」と、マイナポータルとの連携を開始したと発表した。電子お薬手帳とマイナポータルとの連携は初の事例で、複数の医療機関・薬局で調剤された薬剤情報を「お薬手帳プラス」内に取り込み、一元的に閲覧 ... 続きを読む
今年の梅毒感染者数、早くも過去最多を更新し1万人越えに<感染研>
国立感染症研究所は11月1日、今年報告された梅毒感染者数の累計(速報値)が1万141人となったことを明らかにした。第42週(10/17~23)の時点で、現在の調査方法になった1999年以降、最多だった2018年の7,007人を超え、初めて1万人を突破した。都道府県別では、最 ... 続きを読む
本年度の医師臨床研修マッチング、研修医の都市部集中の緩和続く<厚生労働省>
厚生労働省は10月27日、2022年度(2023年度研修開始)の医師臨床研修マッチング結果の概要を公表した。マッチングの募集定員は10,844人(21年度比-60人)で、うち希望順位を登録した研修希望者は9,924人(同+156人)。希望登録者に対する内定者数は8,995人(同+37 ... 続きを読む
後発品の3割が、薬価に対する製造原価率80%を超える<GE薬協>
後発品の3割が、薬価に対する製造原価率80%を超えていることが、日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)の調べでわかった。GE薬協が10月21日の厚労省有識者検討会に提出した資料によると、薬価基準に収載されている後発医薬品は5,378品目。うち、10月14日時点で、1,6 ... 続きを読む
DPP-4阻害薬、他の糖尿病薬と比較して膵がん発症のリスクは上昇させない<岐阜大>
岐阜大学は10月25日、同大学院のグループが、DPP-4阻害薬の使用が他の経口糖尿病薬と比較し、膵ガンの発症リスクを上昇させないことを、医療ビッグデータの解析により明らかにしたと発表した。研究では、2009年12月から2019年6月までの健保組合加入者の全レセプト ... 続きを読む
「マイナ保険証」でのオンライン資格確認で考え示す<厚生労働省>
政府が2024年秋を目途に、紙の保険証を廃止し、保険証とマイナンバーカードの一体化する方針を示していることに関連して、現在、オンライン資格確認義務化が免除されている医療機関・調剤薬局(例外医療機関等)における資格確認をどうするかが課題となっている。 ... 続きを読む
新型コロナ感染者の致死率、パンデミック当初の30分の1まで低下<横浜市立大>
横浜市立大学は10月20日、同大附属病院化学療法センター・堀田信之センター長らの研究グループが、新型コロナウイルス感染者の致死率が、パンデミック初頭から30分の1以下に低下したことを明らかにしたと発表した。研究グループは、米国ジョンズ・ホプキンス大学か ... 続きを読む