医療ニュース
CKDの啓発活動を共同展開へ<バイエル薬品・日本腎臓病協会>
バイエル薬品とNPO法人日本腎臓病協会は6月1日、慢性腎臓病(CKD)の早期診断および治療介入の啓発活動を通じて、国民の健康寿命延伸に寄与することを目的に、腎臓病対策の普及啓発に関する包括連携協定を締結したことを明らかにした。協定では、医療従事者を対象 ... 続きを読む
2024年度中に概ねすべての医療機関・薬局に電子処方箋導入<厚生労働省>
厚生労働省は5月27日、電子処方箋を、おおむね全ての医療機関や薬局へ2024年度中に導入するという数値目標を明らかにした。厚労省によると、まずは2023年3月末の時点で、オンライン資格確認等システムを導入した施設の7割程度の導入を目指し、2023年度内に9割程度 ... 続きを読む
特定健診の実施率、制度創設以来初めて前年を下回る<厚生労働省>
2020年度、特定健診の実施率が初めて前年度を下回った。厚生労働省が6月2日に公表した特定健診・特定保健指導の実施状況によると、2020年度の実施率は53.4%で、前年比でマイナス2.2ポイントだった。特定健診実施率は制度創設の08年度は38.9%で、以降、右肩上がり ... 続きを読む
1年間の生活習慣データを取得する研究を開始<ToMMo/第一三共/武田薬品/MICIN>
東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)、第一三共、武田薬品工業、MICINの四者は5月23日、ウェアラブルデバイスの実装に向けた研究参加者募集を今秋に開始すると発表した。本研究では睡眠状態・心拍・活動量など自己申告では正確に把握しづらい日々の生 ... 続きを読む
処方薬をコンビニで受け取る「ファミマシー」開始<株式会社ファミリーマート>
5月25日、株式会社ファミリーマートと凸版印刷の100%子会社であるおかぴファーマシーシステム株式会社は、ファミリーマートの店舗で処方薬を送料・手数料無料で、最短翌日に受け取ることができるサービス「ファミマシー」を5月26日より東京都内約2,400店舗で開始 ... 続きを読む
医薬品の「緊急承認制度」について、考え方を明示 <厚生労働省>
厚生労働省は5月20日付の事務連絡で、改正薬機法(同日施行)で創設された「緊急承認制度」における承認審査の考え方をとりまとめ公表した。事務連絡では、「緊急性に係る要件」として最も想定されるのは感染症のアウトブレイク発生時とし、そのほか、原子力事故、 ... 続きを読む
HPVワクチン接種費用請求で注意喚起<日本婦人科腫瘍学会>
日本婦人科腫瘍学会は5月25日、HPVワクチンの定期接種、キャッチアップ接種の接種間隔短縮を検討する場合の注意事項を会員に対し示した。定期接種、キャッチアップ接種ともに、医療機関が自治体に接種費用を請求する場合には、予防接種法に基づく「予防接種実施規 ... 続きを読む
スマホ上での質問回答だけで「移動の健康度」を測定 <ロコモチャレンジ!推進協議会>
5月11日、日本整形外科学会は、歩行など移動機能の健康度を示す「ロコモ年齢」をスマホで手軽に測定できる「ロコモ年齢」 判定ツールを公開した。日本整形外科学会と株式会社博報堂が立ち上げた任意団体であるロコモチャレンジ!推進協議会は、2010年の設立以降、 ... 続きを読む
医療機関に対するサイバー攻撃への対策を示す<厚生労働省>
厚生労働省は5月27日、医療機関でのサイバーセキュリティに関する短期的な対策を明らかにした。対策は「平時の予防」「インシデント発生後の初動」「日常診療を取り戻すための復旧」という3つのフェーズに分かれている。平時の予防としては、医療従事者への研修の ... 続きを読む
科学的介護情報システム(LIFE)でデータ上書きのおそれ <厚生労働省>
厚生労働省は5月17付で、科学的介護情報システム(LIFE)に関する事務連絡を都道府県に発出した。内容は、利用者の様式情報をLIFEに登録する際、過去の様式情報が上書きされているおそれがあるというもの。事務連絡では、こうした事象を管内市町村、介護サービス事 ... 続きを読む