医療ニュース
令和2年の自殺者数、男性は11年連続の減少、女性は2年ぶりの増加 <警察庁>
警察庁は3月16日、令和2年中における自殺の状況を発表した。同年中の自殺者数は21,081人となり、対前年比912人(約4.5%)増。男女別にみると、男性は1万4,055人で女性の約2倍だが、11年連続して減少、女性は2年ぶりの増加となった。⼥性が自殺を選んだ理由は、健 ... 続きを読む
初の小児がん患者の実態調査結果を公表<国立がん研究センター>
国立がん研究センターは3月6日、小児がん患者に関する初の実態調査である「小児患者体験調査報告書 令和元年度調査」を公表した。家族等による回答に基づく調査で、診断・治療全般に関する総合的な評価結果は8.4点(0~10点評価)で、成人調査の7.9点よりも高かっ ... 続きを読む
ゆうパックを使った医薬品当日配送の実証実験を開始<アインHD・日本郵便>
アインホールディングスと⽇本郵便は3⽉16⽇、「ゆうパック」を利⽤した処⽅せん医薬品の当⽇配送に関する実証実験を、東京都葛飾区内で開始したと発表した。アイングループの薬局5店舗で、患者宅に処⽅せん医薬品を当⽇配送する実証期間は、5⽉17⽇まで実施される ... 続きを読む
CKD重症化予防をめざし、共同事業を開始<大阪府内科医会・バイエル薬品(株)>
大阪府内科医会とバイエル薬品株式会社は3月11日、慢性腎臓病(CKD)の重症化予防をめざし、保健・医療・福祉に従事する多職種の連携と患者への啓発を支援する共同事業を開始したことを発表した。同日にはその第一弾として、世界腎臓デーに合わせ、CKDに関する一般 ... 続きを読む
ポリファーマシー対策の手順書案を了承<高齢者医薬品適正使用検討会>
厚生労働省の「高齢者医薬品適正使用検討会」は3月11日、病院におけるポリファーマシー対策の業務手順案を大筋で合意した。手順書案は、これから対策を始める「始め方」と、ある程度の対策をすでに実施している「進め方」で構成。「始め方」では、現状把握や院内の ... 続きを読む
生活習慣病リスクをAIモデルが提示<国立国際医療研究センター・アクセンチュア>
2月12日、国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)とアクセンチュア株式会社は、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症)の将来リスクを確率として提示する人工知能(AI)モデルの構築を目指し、共同研究を開始することを発表した。 NCGMが実施し ... 続きを読む
日本人の生活習慣病発症には、体脂肪の「質」が影響<順天堂大学>
順天堂大学大学院医学研究科 代謝内分泌内科学・スポートロジーセンターの田村好史先任准教授らの研究グループは、正常体重の日本人における脂肪組織の質の低下と代謝異常がどのように関連するのかを解明することを目的として、正常体重(BMIが正常範囲内)の日本 ... 続きを読む
医療事故調査制度に関する研修会への参加促す <厚生労働省>
厚生労働省は3月3日付の事務連絡で、医療事故調査制度に関する、医療機関管理者向け研修への参加等を促すよう、都道府県や医療機関等に要請した。事務連絡では、医療事故調査制度に関し、医療事故調査・支援センターの相談受付事業の利活用、医療事故調査等支援団 ... 続きを読む
東日本大震災シンポジウムをYouTubeで公開<日本医師会>
日本医師会では、シンポジウム「東日本大震災10年 あの時得た教訓を忘れない〜続ける『絆』の医療支援〜」の模様を、3月10日から公式YouTubeチャンネルで公開中だ。日本医師会主催、朝日新聞社の後援により、2月19日に日本医師会館で開催されたシンポジウムでは、 ... 続きを読む
上手な医療のかかり方アワード 佐久医師会が最優秀賞 <厚生労働省>
厚生労働省は3月8日、第2回の「上手な医療のかかり方アワード」の受賞団体が決定したと発表した。最優秀賞である厚生労働大臣賞には、長野県佐久医師会の「教えて! ドクタープロジェクト」が選ばれた。病気のホームケア、病院受診の目安などをまとめた冊子や小児の ... 続きを読む