医療ニュース
高齢者ポリファーマシー対策を紹介<医薬品・医療機器等安全性情報>
厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課は、1月18日に公表した「医薬品・医療機器等安全性情報」389号で、「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」を紹介、周知を図った。厚労省「高齢者医薬品適正使用検討会」が、医療機関で活用できる ... 続きを読む
昨年12月インフルエンザ患者数、例年の約650分の1<インテージリアルワールド>
株式会社インテージリアルワールド(旧・医療情報総合研究所)は、昨年12月のインフルエンザ流行状況の指標として、インフルエンザ治療薬の処方動向を調査・分析し、1月19日にその結果を公表した。調査・分析には、同社が保有する調剤/社保レセプトデータベースを ... 続きを読む
新型コロナ・スーパースプレッダーの特徴を検討<東京医科歯科大>
東京医科歯科大学は1月17日、新型コロナウイルスのスーパースプレッダーに関する研究結果を公表した。2020年3月から6月まで同大学病院に入院した患者379人を対象に、PCR検査に基づくウイルスコピー数と基礎疾患との関係を検討した結果、高血圧、糖尿病、脂質異常症 ... 続きを読む
ブタの心臓、ヒトへの移植に成功<米・メリーランド大>
米・メリーランド大学医学部は1月10日(現地時間)、遺伝子組み換えを行ったブタの心臓をヒトに移植、術後3日の時点で順調に推移していると発表した。患者は末期心臓病の57歳男性で、術前はECMOを使用していた。異種移植は1980年代に試みられたが、拒絶反応の問題 ... 続きを読む
重症喘息 追加維持療法の新薬 米FDA承認<アストラゼネカ>
アストラゼネカ株式会社は1月13日、アストラゼネカ英国本社と米のバイオテクノロジー企業アムジェン社が開発したTezspire(一般名:テゼペルマブ)が、成人および12歳以上の青年期の重症喘息患者の追加維持療法として、昨年12月、FDA・米国食品医薬局に承認された ... 続きを読む
妊婦の新型コロナワクチン重大な産科的症状の出現1%以下<日本産婦人科学科>
日本産婦人科学会は1月12日、妊婦を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種のアンケート調査結果を公表した。調査は昨年10月~11月にウェブ上で行われ、6,576人の妊婦から回答を得た。1回接種済み82.1%、2回接種済み73.6%、未接種17.9%だった。副反応で最多 ... 続きを読む
出荷調整解除の13品目、医療機関に対し「適正量の注文」を要請<東和薬品>
東和薬品は1月13日、昨年末に出荷調整を解除した製品について、医療機関に対し「適正量での注文」に協力を求めた。対象となるのは、アメジニウムメチル硫酸塩錠10mg「トーワ」、イルベサルタン錠200 mg「トーワ」など12成分13品目。これら13品目について同社では、 ... 続きを読む
医療・ヘルスケア産業発展に向けた議連が誕生<ヘルステック推進議連>
前・厚生労働大臣の田村憲久衆議院を代表発起人とする「医療・ヘルスケア産業の新時代を創る議員の会」(通称:ヘルステック推進議員連盟)が発足、昨年12月17日に設立総会が開催された。当日は、オンライン診療に関する勉強会も実施、議連設立に協力した日本医療 ... 続きを読む
治療抵抗性うつ病に対する「rTMS」脳活動変化の様子を解明<九州大学>
九州大学は1月5日、同大学院と大学病院、佐賀大学の共同研究グループが、治療抵抗性うつ病に対するrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)治療後の抑うつ症状や認知機能の改善に一致して、脳活動が変化することを、通常診療で用いる脳波計を用いて明らかにしたと発表した。研 ... 続きを読む
慢性心不全治療アプリの開発に着手 <株式会社 CureApp>
株式会社CureAppは昨年12月27日、医療法人社団ゆみの(東京都豊島区)をパートナーに、慢性心不全治療アプリの開発を開始したと発表した。スマートフォンアプリなどを通し、患者へ運動療法や服薬管理、疾患教育などの包括的心臓リハビリテーションをオンラインで提 ... 続きを読む