医療ニュース
地域連携薬局、1,000件超える<厚生労働省>
厚生労働省はこのほど、10月30日時点の認定薬局数を公表した。地域連携薬局は1,086件と、初めて1,000件を超えた。都道府県別では、最多が東京都の226件で、以下、大阪府(102件)、神奈川県(100件)、埼玉県(75件)と続く。最も少ないのは長崎県の1件。次いで秋 ... 続きを読む
アレルギー疾患対策基本方針改正案取りまとめ <厚労省>
厚生労働省のアレルギー疾患対策推進協議会は11月11日、アレルギー疾患対策基本指針の改正案をとりまとめた。厚労省が提出した改正案では、基本的な事項として、「アレルゲン回避だけでなく、免疫寛容の誘導も考慮に入れた環境の改善を図る」とし、知識の普及とし ... 続きを読む
食物アレルギー診療GL 2021発刊、成人領域の充実図る<日本小児アレルギー学会>
日本小児アレルギー学会は11月13日、「食物アレルギー診療ガイドライン(JGFA)2021」を発刊した。「食物アレルギー診療ガイドライン(JPGFA)2016」の発刊後に出された国内外のエビデンスを踏まえ、さらに日本アレルギー学会から推薦された内科・皮膚科・耳鼻咽喉 ... 続きを読む
2020年のがん診断件数、前年比で9.2%減 <日本対がん協会>
日本対がん協会は11月4日、がん関連3学会(日本癌学会、日本鴈治療学会、日本臨床腫瘍学会)と共同で実施した、がん診療への新型コロナの影響に関する調査結果を公表した。調査は今年7~8月にかけて、国内486施設を対象に胃、大腸、肺、乳、子宮頸の診断数などの ... 続きを読む
全部位のがん相対生存率、5年は68.9%、10年は58.9%に <国立がん研究センター>
国立がん研究センターは11月10日、全がん協加盟がん専門診療施設における、がんの5年/10年相対生存率を更新したと発表した。2011~2013年の約15万症例で見た5年相対生存率(以下、カッコ内は2010年~2012年の前回公表分)は全部位で68.9%(68.6%)。部位別で最 ... 続きを読む
「医療機関の経営は堅調」との推計を公表 <財務省>
財務省は11月8日、2021年度の医療機関の収入が、コロナ禍前の19年度より増加するとの推計を財政制度等審議会の分科会に示し、医療機関の経営が堅調であることを強調した。財務省では、今年4~9月の実績から21年度の診療報酬収入の総額を44.7兆円と推計。これはコロ ... 続きを読む
2019年度国民医療費、総額、一人当たりとも過去最高<厚生労働省>
厚生労働省は11月9日、2019年度の国民医療費の概況を発表した。それによると19年度の保険診療にかかった費用(自己負担分を含む、医科・歯科・調剤の合計)は、前年度比2.3%増の44兆3,895億円、国民一人当たりでは同2.5%増の35万1,800円で、いずれも過去最高を更 ... 続きを読む
コロナ禍、子どもの摂食障害による外来・入院が急増<国立成育医療研究センター>
国立成育医療研究センターは10月21日、摂食障害の一つとされる「神経性やせ症」の症状で初診外来を訪れた子どもが、2020年度に大幅に増えたとする調査結果を公表した。全国26の医療機関を対象に実施した調査結果によると、2020年度の神経性やせ症の初診外来患者数 ... 続きを読む
女性、児童の自殺が増加、令和3年度 自殺対策白書<政府>
11月2日、政府は令和3年版自殺対策白書を閣議決定した。それによると、コロナ禍に見舞われた昨年の自殺者数は2万1,081人で、前年比912人増だった。うち男性は1万4,055人で11年連続の減となった半面、女性は前年より935人増の7,026人で、2年ぶりの増加となった ... 続きを読む
歯周病原細菌によるNAFLD悪化のメカニズムを解明 <新潟大学・理研>
新潟大学と理化学研究所は10月26日、両者による共同研究グループが、歯周病がNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)を悪化させるメカニズムを明らかにしたと発表した。これまで歯周病がNAFLDのリスク因子であることは知られていたが、そのメカニズムは明らかになっ ... 続きを読む