医療ニュース
健康寿命、さらに延伸 <厚生労働省>
厚生労働省は昨年12月20日、2019年の健康寿命を公表した。男性は72.68歳、女性は75.38歳で、前回の16年調査から、男性は0.54歳、女性は0.59歳延びた。都道府県別では、男性は大分(73.72歳)、女性は三重(77.58歳)がトップだった。2010年からの増加分は、男性は+ ... 続きを読む
調剤薬局の倒産が過去最多を更新<東京商工リサーチ>
東京商工リサーチ(TSR)は昨年12月24日、2021年1月~11月の「調剤薬局」の倒産件数が前年同期比62.5%増の26件と、過去最多を更新中であることを発表した。これまで最多だったのは17年の年間17件だったが、21年は6月ですでにこれを上回った。26件のうち、コロナ関 ... 続きを読む
出産入院時の費用で消費税を誤徴収<国立病院機構仙台医療センター>
国立病院機構仙台医療センターは昨年12月22日、出産入院時の費用について、その一部を誤って課税処理していたため、消費税額を誤徴収していたことが判明したと発表した。同院ではすでに相談窓口を設置しているが、返金対象となる人には4月中に文書を送付する予定。 ... 続きを読む
HPVワクチン、十分な供給量を確保<MSD製薬>
MSD製薬は昨年12月23日、定期接種の積極的勧奨の再開が決まったHPVワクチンの供給体制の見通しを発表した。同社では、キャッチアップ接種も含めた全対象者に積極的勧奨が実施されるという前提でも、これに対応するに十分な供給体制を整えているとした。具体的には ... 続きを読む
子宮収縮薬「適正使用のお願い」掲載<医薬品医療機器総合機構>
医薬品医療機器総合機構は1月5日、子宮収縮薬(陣痛促進薬、陣痛誘発薬)の製造販売4社による「適正使用に関するお願い」を公式サイトに掲載した。日本医療機能評価機構が公表した「第11回 産科医療補償制度 再発防止に関する報告書」において示された、2009年~20 ... 続きを読む
専門医療機関連携薬局、いまだ20府県で認定数ゼロ<厚生労働省>
厚生労働省は昨年末、2021年11月30日時点の認定薬局数を公表した。前回公表分(2021年10月30日時点)と比較すると、地域連携薬局は178件増の1,264件、専門医療機関連携薬局数は13件増の74件となった。都道府県別で見ると、地域連携薬局は、東京都の257件がトップ、 ... 続きを読む
人工妊娠中絶の飲み薬製造販売承認申請<ラインファーマ株式会社>
ラインファーマ株式会社は昨年12月22日、厚生労働省に対し、開発中の人工妊娠中絶薬の製造販売承認申請をしたと発表した。申請した中絶薬は、1剤目を経口投与し、その36~48時間後に2剤目をバッカル投与するというもの。1剤目のミフェプリストンはプロゲステロン ... 続きを読む
乳幼児の誤飲事故防止ガイドを公表 <東京都>
東京都は12月14日、「誤飲等による乳幼児の事故防止ガイド」を公表した。「誤飲等の多い製品・食品」「医療機関への受診が多かった製品」「他の製品でもヒヤリとした事例」に分けて紹介し、応急手当の方法や事故を防止するためのポイントについて、イラストを用い ... 続きを読む
脳卒中の入院時重症度、20年間で低下<国立循環器病研究センター>
国立循環器病研究センターは12月7日、20年間・18万症例が登録された「日本脳卒中データバンク」を用いて明らかにした脳卒中患者の入院時重症度と退院時機能転帰の推移を公表した。183,080例のうち、脳梗塞患者は135,266例(女性39.8%、発症時年齢中央値74歳)、脳 ... 続きを読む
今年の梅毒感染者報告数、過去最多の7,134人<国立感染症研究所>
国立感染症研究所は12月14日、梅毒の今年の感染者報告数が7,134人になったと発表した。1月から12月5日までの合計で、感染症法に基づく調査が始まった1999年以降、最多となった。都道府県別では東京都(2,226例)が最も多く、以下、大阪(761例)、愛知(379例)、 ... 続きを読む