医療ニュース
2022年度までに200店舗を機械化、次世代薬局運営モデル構築めざす <日本調剤>
日本調剤株式会社は6月16日、2022年度末までに全国約200店舗の薬局の機械化を進め、次世代の薬局運営モデルの構築をめざすことを発表した。初年度である20年度は、店舗の規模や特性に合わせた最適機種の検討と、作業動線も含めた運用を解析するテストフェーズとし ... 続きを読む
新型コロナ感染拡大・収束期間 人口密度や気温などと相関<名古屋工業大学など>
名古屋工業大学などの研究グループは6月17日、新型コロナウイルスの感染拡大・収束期間と人口密度、気温、絶対湿度に強い関係があるとする研究成果を公表した。新型コロナウイルスに関する統計データと気象や人口などとの関係を調べたところ、感染拡大・収束期間と ... 続きを読む
凸版印刷の音声翻訳サービスを正式導入 <筑波大附属病院>
筑波大学附属病院では、凸版印刷株式会社が提供する、音声翻訳サービス「VoiceBiz」をこの6月から導入している。同院では2019年8月から、言語の異なる患者へ正しい療養説明や入院生活の補助等においてVoiceBizの導入トライアルを実施。スマートフォンやタブレット ... 続きを読む
低年齢でのスイミングスクール、喘鳴・鼻炎の予防・治療効果なし<成育医療センター>
国⽴成育医療研究センターは6⽉15⽇、低年齢でのスイミングスクールへの参加は、その後の喘鳴や鼻炎に対して予防や治療効果がないとする研究結果を発表した。同施設で2003年から一般の小児を対象として行ってきた出生コホート研究において、3歳でスイミングスクー ... 続きを読む
日本人の疾患に関わる遺伝的変異を同定 <理化学研究所・東京大学など>
理化学研究所や東京大学などからなる研究グループは6月8日、日本人21万人のゲノムデータを用いたゲノムワイド関連解析(GWAS)の結果を発表した。今回のGWASでは、42疾患について発症に影響がある遺伝的変異を調べた結果、27疾患に関わる320の遺伝的変異を同定、うち ... 続きを読む
メトホルミン、血糖値下げるメカニズムは「便の中に排泄」か <神戸大学>
神戸大学の研究チームは6月3日、糖尿病治療薬メトホルミンが「便の中にブドウ糖を排泄させる」作用があるとする研究成果を公表した。ブドウ糖の類似物質(FDG)が体内でどのような動きを示すかについて、最新の放射線診断装置PET-MRIを用いた生体イメージングで調 ... 続きを読む
一般市民6割超 新型コロナ収束後もオンライン診療に前向き<三菱総合研究所 他>
三菱総合研究所と医療情報システム開発センターは6月12日、新型コロナ感染拡大による健康管理意識や医療機関への受診行動への変化を調査した「個人の健康管理や医療機関の受診に関する意識調査(Webアンケート)」の結果を公表した。調査は、4月30日に実施され、全 ... 続きを読む
医師の働き方改革、取り組む医療機関を公募 <厚生労働省>
厚生労働省は6月15日、タスク・シフト/シェアなど医療勤務環境改善について先進的な取り組みを実施する医療機関を公募すると発表した。好事例を紹介することで、他の医療機関が自主的に同様の取り組みを行うことを支援し、勤務環境改善を促進する狙い。評価基準は ... 続きを読む
子どもの予防接種と乳児健診 遅らせないことを呼びかけ <厚生労働省>
新型コロナウイルス感染症の流行により医療機関や健診受診を控える動きが広がっているなか、厚生労働省は6月8日、育児中の保護者に対し、子どもの予防接種と乳幼児健診は遅らせずに適切なタイミングで受けることを呼びかけるリーフレットを作成したと発表した。 ... 続きを読む
ALPとLDの測定法を国際標準に統一 <厚生労働省>
厚生労働省の事務連絡(3月17日付)に基づき、アルカリフォスファターゼ(ALP)と乳酸脱水素酵素(LD)の測定法について、2020年4月以降、国際臨床化学連合(IFCC)が定めた測定法(IFCC法)への切り替えが進められている。 ALPとLDはこれまで、日本臨床化学会(J ... 続きを読む